大橋医院のブログ記事
2012 02/27 09:05
昨日、スマートホンを買いに行こうとしました。 早速急患です。携帯で中核病院へ搬送しました。 お店に到着して、私にとって電話は人命にかかわること、 医師でありいつ緊急電話が鳴るかもしれず、人命にかかわることが多いと 説明したら、店員は無理です。これを組み立てるのに私でも3か月かかりました。 一度はあきらめました。携帯の方が便利ですよ。 商...
2012 02/25 08:55
ノロウィルスとは断定できないが、 胃腸風邪が流行っています。 嘔気、嘔吐、下痢、腹部不快感、という症状です。 すごい感染性があります。 息子さんが、胃腸風邪で午前中、午後にはお父さんが 次の朝にはお母さんが胃腸風邪です。 補液、内服で自然治癒しますが、 脱水、誤嚥には要注意、 家族といえども清潔に、タオル、歯ブラシは個人個人で使ってくだ...
2012 02/20 10:05
天皇陛下が、無事、冠状動脈バイパス術を受けられました。 上の図の3本の血管が見えるでしょう。これを冠状動脈といいまして、心臓の栄養血管です。 これが動脈硬化をおこし、狭窄をきたし、心臓に充分酸素が運ばれない状態を、狭心症といいます。 勞作型狭心症と安静狭心症があります。勞作後、胸が苦しくなります。労作型狭心症は血管が狭くなります。 安静...
2012 02/18 11:49
保元元年、後白河天皇の命を受けた平清盛・源義朝らが 崇徳上皇の命を受けて事を起こそうとしていた源為義・源為朝・平忠正らの 集結場所を急襲。これを制しました。 これが世に名高い保元の乱で、これにより長く続いた平安の世は終りを告げ、 武家の政治へと時代は動いていきます。 藤原一族の失速と院生ですね。 源の義朝だけが、源氏では勝利を得ます。 ...
2012 02/09 10:27
明日になって当院は開業24年目になる。 いろんなことがあった。 まずは父との別れ、昨年は母も旅立った。 子供たちは成人になり、長女は研修医だが 私より医学的知識が優れている。 次女は卒業試験に追われている。 私の子供のころからの、知り合いのおじいさん、おばあさん、 何人か看取った。 医学は加速度的に進歩している。 ITが進み、情報過多で...
2012 02/06 17:06
漢方薬は優しい。 人間は実と虚、陰と陽、 さらに体の中の気、血、水の流れを見る。 肩凝りに葛根湯、鼻閉に葛根湯加川しんきゅうい、 頑固な便秘には桃核承気湯、 太り気味でやせ薬で便秘の方には防風通聖散、 ウサギ便には潤腸湯、開腹手術後のイレウス予防には大建中湯、 アレルギー性鼻炎には小青竜湯、 更年期障害には、加味逍遥散、当帰芍薬散、桂枝...
2012 02/06 13:45
昨年の末より今日まで、４人尊厳死を経験した。 癌の末期２例、廃用症候群１例、脳梗塞後遺症１例、 いずれも８８歳から９７歳である。 もう充分に生きてきたし、生きていることが残酷である。 今や高齢者世界である。１００歳以上の人が自立からベット上で 息をしているだけの人がいっぱいいる。子供は少ないし、 若者は結婚を希望しないし、ストレスに弱く...
2012 02/02 10:01
昨日は特別養護老人ホームへ行きました。 午後１時半に到着、すぐに病棟回診、 胃瘻挿入、気管カニューレ交換、 その後担当者会議（家族、医師の私、看護師、介護士のそれぞれの立場による 患者さんのより良い方向へ導く会議） これが２件、２件目は胃瘻、経鼻カニューレで熱い討論、 先日亡くなった、見取り（施設における尊厳死）のは反省会。 午後５時を...
2012 01/31 16:37
芳川英治の世界は、文章は魔法が潜む。 すぐに２ページ読めば、平安時代に入っていく。 平清盛の出生の秘密、白川法皇と崇徳天皇の争い、 今日の町の描写、きらびやかな公家社会の遊びことから、 貧しい人たち。 女性を争うにも当時は公家たちは教養がかなり要求される。 女性の黒髪の，香の匂いの表現、 藤原社会に、我慢している源氏と平家、 やがては京...
2012 01/31 08:27
A型インフルエンザが猛威を振るっています。 私はイナビルの吸入が、もっとも早く学校へ行ける方法と思います。 私、院長自ら吸入治療します。 １０歳未満は１アンプル、１０最上は２アンプル、吸入します。 インフルエンザはノイラミニダーゼという酵素を使って大暴れします。 イナビルの吸入により、ノイラミニダーゼ酵素は破壊されます。 最初の夜は発熱...
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