福富健康院/マサゴ整骨院のブログ記事
2016 07/22 08:45
上腕を動かして、肩甲骨の捻じれを矯正する施術を行う時、上腕の外旋し難い側は内旋方向に大きく動かし、内旋し難い側は、外旋方向に大きく動かします。可動の大きい側に動かすと 調整力が働く為です。可動の大きい側は筋出力の大きい側であり、関節の矯正方向となるのです。筋出力の大きい側を知るには、上腕の外旋筋、内旋筋の緊張側を検査します。上腕の外旋筋...
2016 07/15 01:00
手足のアーチは、それぞれ次の様な働きを担います。手のアーチの主な働きは、掌や手指で物を掴む動きで、足のアーチは、地面からの衝撃を吸収する、歩行時における推進力となります。手足のアーチは、屈筋の筋出力が大きくなると、アーチも大きくなり、屈筋が緊張するとアーチは小さくなります。筋肉は緊張すると、その筋肉の機能を発揮する力—筋出力は低下するの...
2016 07/08 08:20
四十肩・五十肩は、二の腕の付け根の腱が痙攣して肩の動きが悪くなり、動かすと痛みが生じる様になり、酷くなると肩が動かせなくなります。上腕二頭筋の腱や棘上筋の腱を弾くと徐々に肩の痙攣が解除され、痛みや動きの制限が改善されます。しかし、四十肩・五十肩の程度が酷くなると、頭を洗う、頭髪を梳く等の内旋動作や背中を洗う・背中を掻く、ブラのホックを止...
2016 07/01 12:12
何度も肩関節脱臼を起こされ、二の腕を外に捻じる動作や寝返りの際に、肩が浮いて外れる様な感覚を訴えられて来院された方。肩関節の外旋の可動を見ると、肘を曲げた状態で右の上腕が外に開きません。肩の巻き込み を整体・マッサージ院で指摘され、胸を張る様にしているがその体勢が辛く、長続きできないそうです。この方の場合、肩の前側の筋肉の腱が硬直して、...
2016 06/24 01:00
一般的なテーピングは、関節を固定して動きを制限するものが多い様です。それに対して、当院の筋出力テーピングは、関節の動きが大きくなる方向にテーピングを行い、筋肉がその機能を発揮できる力を出すテーピング法です。①その人の筋出力を大きくさせる様に、関節の矯正方向にテープを貼る②関節に筋肉が付着する腱の部分に短いテープを貼り、筋肉の張力をコント...
2016 06/17 01:00
膝や肩などの関節が動き難いのは、筋力の不足や衰えと思っておられる方が多いようです。70歳位までの普通に生活されている方が、筋力が衰える事により、急に関節が動き難くなったり、動かして痛みが発生する事はまずありません。この場合、筋肉がその機能を発揮する力−筋出力が不足していると考えます。筋出力が不足する原因には、①神経系の問題 筋肉を支配す...
2016 06/10 01:00
ここのところ、太めの体型の私から見たら、「どこが太っているの?」と 突っ込んでみたくなる位の体型の方達が、腰や膝を傷められた原因について「ポッコリ下腹が気になって、筋トレを頑張り過ぎた」と言われます。大抵、反り腰による下腹ポッコリを苦にされて、筋肉を燃焼させて引っ込めようという対処策の様です。この方の場合、日頃から色んなスポーツをされて...
2016 06/03 01:00
ひと昔前は、物を持ち上げたり担いだりする動きによって腰や肩が痛くなる、長く歩いたり階段の上り下りで膝や足首を傷めるといわれる人が多かった様に思います。ところが最近では、動かさない‐同じ体勢を続ける事で関節が歪み、痛みが発生し、動きが悪くなられるケースが増えました。接骨院・整骨院の保険では、受傷原因がハッキリしたものでないと健康保険が使え...
2016 05/27 01:00
専門学校時代の同級生の柔整師と久しぶりに話す機会を得ました。患者さんの傾向で共通する件は、腰や脚の痛みは来院のキッカケになるけれど、肩の引っ掛かりを感じられても肩コリの延長の様に軽く考えられ、四十肩・五十肩を第2、第3ステージにこじらせられる方が多いとの事。来院された時には、腕が挙げられない、背中や頭に回せない状態迄になっている とぼや...
2016 05/21 01:00
先日、地区の今年度の【老人会】の大会が 近くの公民館で開催されたので、退職されて入会されたばかりの、随分若い方などと共に 母も出席しました。一方的に思いつくままを口にし、起承転結無視の無意味ワードをリピートし会話にならない母が、帰宅するや何時にも増しての興奮状態でまくしたてます。騒々しさに閉口しながら、尋問の様に、何を訴えたいのかを聞き...