ぎふデンタルフォレストのブログ記事
2014 02/06 10:30
今日は、”転機” ”決断”というキーワードとして、参考になれば幸いに思うことについて少し書きます。 私どもの診療室に最近勤務された歯科医師で、長年、摂食・嚥下機能療法に携わってこられた先生がおります。 そのきっかけを尋ねてみますと、大学生の時、特別授業でこの分野のことを学び、これが自分の歯科医師としてのラ []
2014 02/05 15:10
要介護高齢者の”食”を支援する研修会 病気の急性期、つまり発症間もない時期においては、意識消失や機能低下などから、生命を維持するために施される胃ロウや経管による栄養摂取も、急性期を過ぎた患者さんを取り巻く環境や、診療体制により留置されてしまうことも少なくないのでは、と思います。 こうしたことの中に、今回の []
2014 02/04 15:00
初めて、往診のため、施設を訪問した当時のことは、はっきり覚えています。 昼間でもうす暗い廊下に、車イスに乗って過ごされている入所者や、多床室で独語を発しながらベッドに寝たきりの入所者など、若かった私には鮮烈な光景でした。 医務室に案内され、現在でいう訪問歯科診療を行い、帰院しました。 当時は措置の時代(現 []
2014 01/31 09:38
さて、私が、摂食・嚥下リハにたどり着くまでのストーリーをつぶやかせていただきます。 それは今から20年近く前にさかのぼります。 ある診療日のお昼休みのことです。 受付から取り次がれた電話で、現制度下の特別養護老人ホームの生活相談員の方(現在でも親交があります)から「うちの施設の入所者の方が高田先生に歯科の往診に来てもら []
2014 01/30 11:58
私は昭和57年 愛知学院大学歯学部を卒業し、歯科医師としての人生を歩み始めることとなりました。 その当時は、歯周病に関して言えば、歯周病は治癒しない病気、遺伝や家系による要因が大きい病気と思われがちでありました。 やっとその病態や原因が明らかになり始め、光が差してきた時期でした。 大学の under graduate []
2014 01/29 16:24
今回の研修会は、次のようなことで意義深く、日常の職務や学習に役立つ内容を企画いたしております。 1.摂食・嚥下のメカニズムの概要が学べる 2.誤嚥性肺炎の予防の重要性が学べる 3.口腔ケアの重要性とその方法の概要が学べる 4.嚥下リハの概要が学べる 5.医療と介護のあらゆる職種の人が参加し学び合える 6.多職種連携の意 []
2014 01/29 15:16
生命・健康を維持・増進する上で、「食」は私たちの原点であり、最大の喜びでもあります。 近年の超高齢社会においては、疾患も多種多様化しており、「食」の喜びのもととなる、「噛む、飲み込む」機能に障がいをもつ患者さまが多くいらっしゃいます。 そして今や日本人の死亡原因の第3位となっている肺炎の、約7割が誤嚥性肺炎であると []