田中伸裕建築事務所のブログ記事
2016 04/14 22:56
建物現況調査をしてきました。昭和40年代に建てられた建物です。ですが増築が繰り返されておりバランスの良くない物となっていました。羽子板ボルトや筋違いなどといった補強材が使われていますが建物の重心と剛心はなるべく同じ位置になることが理想です。そのためにも建物のバランスは大切となります。
2016 03/03 20:23
建物現況調査をしてきました。昭和40年代に建てられてた建物です。久しぶりにこんなに新しい建物を詳細調査した気が・・・さらに確認申請書まで残っていました。新しいということや比較的手を入れて見えるようで状態の良いものでした。やはり建てっぱなしではなく住まい手さん側も手入れをおこなうというのが良い状態を保つ第一歩かもしれません。そうすれば状態...
2016 02/24 22:15
建物現況調査をしてきました。増築や改修が繰り返された建物ですが、一番古い部分は築101年とのことです。増築された新しい部分であっても写真のような床下の基礎立ち上がり部分にコンクリートの爆裂といった劣化が見られました。普段の生活ではなかなか気づくことができませんよね。
2016 02/23 22:21
建物現況調査をしてきました。建てられて年数が経っており、増築や改修が繰り返された建物です。改修時に図面を作成してくれるような業者に依頼されていれば良いのですが主に設計事務所が絡んでいない改修ですと図面作製されていることは少ないものが多く残念ながら今回も図面はなくどのような状態でどうなっているのか大変な調査となりました。調査をおこなってい...
2016 02/22 20:02
建物現況調査をしてきました。比較的新しい建物で接合金物などもちょこちょこ見られました比較的新しいとはいえやはり断熱材は見られませんでした。今回の建物は目に見える部分では劣化もあまりなさそうでしたが床下に大きな劣化が見られなんらかの対策が必要です。
2016 02/15 20:58
建物現況調査をしてきました。建てられて年数が経ってはいますがパッと見、比較的状態は良さげに見えましたが床下の状態が非常に悪いためリフォームの際には良く考える必要がありそうです。小屋裏にはたくさんのワラが残っていました。昔は苗にかぶせたり、煮炊きの時には火を付ける際に使ったりまたは土壁の材料を作る際に土と混ぜ合わせるために使ったりとされて...
2016 02/09 21:17
この数日寒いな~と思っていましたが(明け方とかは気温-8℃を指していたり・・・)雪が降りました。なごり雪になるのかな?と調べてみたら2013年に日本気象協会が選定したことばで、「なごり雪」は3月のことばの一つとのことです。2月はまだなごり雪じゃないんだね写真のように梅の花の上に積っています。
2016 02/08 20:49
建物現況調査をしてきました。建てられて年数が経ってはいますが比較的状態は良いものでした。ただ改修や増築した部分の取り合いの処理があまり良くなかったようでその部分での劣化や不具合が見られました。古い建物の調査に行くと、良く押し入れや物入れの壁や天井にブリキ鉄板が仕上げ剤として一面張られていることに遭遇しますがなぜそのような部材で仕上げされ...
2016 02/06 20:04
森林文化アカデミーでおこなわれた、「これからの木造建築構造を考える」に行ってきました。今回は、「木造建築構造の震動制御について」です。建物を地震から守るためには大きく、「耐震・免震・制震」といった3つの考えまたがあります。現在、木造は耐震で考えていくことが主流になっています。コンクリートや鉄骨と違って、木の種類によって強度が違ったり同じ...
2016 02/05 20:39
建物現況調査をしてきました。比較的近年建てられた建物のようでところどころ金物が使われたり、筋違いが多く使用されたりしていました。基礎と土台もボルトで緊結されていました。とはいえ断熱材などは使用されていません。従来日本の建物は住環境(冬季)についてはあまり考えられていないようです。この住宅ではありませんが現在でも見当違いの断熱仕様や考え方...