福富健康院/マサゴ整骨院のブログ記事
2012 11/22 11:48
急に首が動かし難くなり、頚を回旋させたり傾けると痛い、 上下を向くと痛みが発生する等の症状が現れた場合を 俗に寝ちがい と言い、頚椎捻挫の事です。朝起きると、頚が動かなくなっている事が多い為、寝違い 又は 寝違えと言われます。頭をぶつける、転倒する等の外力が加わった物を除くと、筋肉が拘縮・痙攣して頚の可動を制限させる場合が多いと思われま...
2012 11/19 09:19
先日の定例研修会で 「ＡＳ・ＰＩ 操法の講習時に、縫工筋と腸骨筋は なぜ伸筋なのか？」と言う質問を受けました。縫工筋と腸骨筋 及び大腿直筋は、どの本においても 股関節の屈曲に働く筋肉と記しています。では、なぜ屈筋で無いのでしょうか？縫工筋と腸骨筋・大腿直筋は、腸骨に起始し、緊張すると起始腱が筋腹方向に縮み、腸骨を前傾させます。筋肉の緊張...
2012 11/15 10:35
先日の『バランス反射療法研究会』の定例研修会では、膝関節の歪みの観察法として、膝眼の上下の高さのバランスと膝蓋骨の傾き、調整法として、〈半膜様筋の腱弾き〉〈足三里の調整〉〈膝眼の調整〉の手技が講習されました。膝関節の前面の 膝蓋骨の下の膝蓋靭帯の両側に 内側膝蓋支帯と外側膝蓋支帯があり、それぞれの内側に 内膝眼、外膝眼と言われる 凹みが...
2012 11/12 13:36
整骨院・接骨院で 健康保険が使えるのは 捻挫・打撲・挫傷(筋違い・肉離れ)の他、医師の同意のある場合の骨折・脱臼で、急に発生した症状のうち 原因がハッキリしているものが 対象になります。原則としては、数日から一週間前位の間に起きたもので、他の病院や接骨院・整骨院で施術を受けていた場合、職場を変わったり 引っ越しをしたり等の都合により 転...
2012 11/08 11:32
肩・肘・手首の関節の痛み・動きの異常、腕の神経痛には 腕の捻じれが、股・膝・足首の関節の痛み・動きの異常、脚の神経痛には 脚の捻じれが大きく関わります。〝腕が捻じれる・脚が捻じれる〟と言っても、＜骨の捻じれ＞と＜筋肉の捻じれ＞とでは、発生機転が異なります。骨の捻じれは、上位の関節を跨いで付着する〔前後系〕の筋群のバランスによって起ります...
2012 11/05 18:24
小菱形筋と大菱形筋を 一括りにして 緊張している、緩んでいると言うのがまずい事については、2011.3.3 のブログにて、述べさせて頂きました。大腰筋と腸骨筋においても 同様な事が言えます。股関節の屈曲筋である事、停止部が何れも小転子である、緊張すると腰椎過剰前弯—反り腰 になる と言う共通点が多く、＜腸腰筋＞として扱われる事が多い様で...
2012 11/01 12:29
昨日来院された方が、初回の施術の後 腰がとても楽になったので農作業をしたらしいのですが、私の指示通り 骨盤バンドをしていたらすごく痛くなってきて、お腹もおかしくなって下痢をしたとの事。家に他所で購入したものがあるという事で巻いてもらったのですが・・・よく聞くと、腰の上方 肋骨の下辺りに巻いていたらしく、腰やお腹が捩られるようになり痛くな...
2012 10/29 20:29
関節は 一つ毎に逆方向に捻じれながら 連結しています。筋肉も 関節を挟み 逆方向に捻じれています。これを理解すると、症状の起きる機序も、調整法にも繋がってきます。 上肢を内側・外側に回す操法−二頭筋・三頭筋操法−を行う うえで、以前講習を受けた『講習会』では、3つの『研究会』の何れも 〝関節、筋肉を捻じって動かしてはいけない〟と教わった...
2012 10/25 09:42
足のアーチには、足の内側に土踏まずを作る 内側縦アーチ、そして外側にも内側より低い 外側縦アーチがあり、足を前方から見ると 横アーチが観察できます。内側縦アーチが不足すると 偏平足、横アーチが無くなると 開帳足になると言われています。横アーチは、中足骨と足趾の関節の作るアーチで、これが不足すると母趾以外の指が浮き 母趾は床方向に落ち込み...
2012 10/22 10:06
背筋が伸びた姿勢を保つ為には、背中のストレッチ法においても歪みのタイプに応じた 正しいストレッチ法を行う必要があります。—背筋が真直ぐでない— と言っても、立った姿を横から見ると背中が全体に弧を描く 脊柱後弯タイプと、背中が丸く腰は反って お腹が前に出る 過剰前弯タイプ に大別されます。前者は、立った時の重心が 爪先に乗り 後者は 踵に...
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